潜在意識と顕在意識

意識には、大別して、顕在意識と潜在意識、意識領域と無意識領域の二つの領域が
あります。

顕在意識は、要するに、あなた自身が日ごろ意識している意識そのものです。
今日は何を食べようかな?と考えたり、「疲れたな」と思ったり、「眠いな」と
感じたり、痛いなと感じたり、あなたと言う人物を作り出している意識です。

それに対して、潜在意識、或いは無意識領域と呼ばれるものは、普段あなたが
全く意識していない意識の事です。
でも、無意識の役割は非常に重要で、例えば、呼吸であるとか、心臓を動かす
事とか、食べたものを消化吸収することとか、これらは全て無意識領域の仕事です。

例えば、歩く、と言う行動ですが、これも結構無意識領域に入るんですよね。
だから、歩きながら瞑想すると、結構深く瞑想出来たりする訳です。

全ての意識を氷山でたとえると、海上に出ているところが、普段、あなたが、
自分の意識として認識しているところで、海中には、深く大きなあなたの表面からは
見えない無意識と呼ばれる意識が、広がっています。

そして、さらに深いところでは、あなた以外のAさんやBさんの意識と繋がっている
領域があり、他の動植物と繋がっている領域があり、地球と繋がっているところがあり、全宇宙とも繋がっています。

そして、その一番奥には、すべての根源のエネルギーがある訳です。

意識の中で、顕在意識は、たったの5%で、残りの95%は潜在意識なんです。
その潜在意識のエネルギーはすごいんですよね。例えば、虫の知らせや
火事場の馬鹿力も、潜在意識のなせる技なんですね。

その大きなエネルギーを持つ潜在意識をいかに、動かすかと言う事が
大切なんですね。

潜在意識って、とても単純だし、素直なんだけど、素直なゆえに、とんでもない事を
思っていたりする訳ですよ。

先ず、潜在意識には善悪は無い、と言う事を覚えておいてください。

例えば、『病気になりたくない・事故にあったらどうしよう』と顕在意識で
思っていたとしたら、潜在意識は否定形は受け入れませんので、単語として、
病気・事故を認識します。

その結果、病気・事故が必要なんだと思って、一生懸命、病気を創ったり、
事故を呼んできたりする訳です。

ポジティブシンキングが大切、と言われる所以はそこなんですね。
ポジティブな人は、常に元気だと思っているし、事故の事も意識していないでしょう。
だから、病気にもならないし事故にも遭わない。

潜在意識の思考パターンに『苦しみが幸せ』とか『学ぶためには苦しまなければ
ならない』と言う思考パターンがあったりすると、苦しむ事を引っ張ってきます。
何故、こんな思考パターンがあるかと言うと、それが何か役に立った事が
あるとか、或いは、単なる勘違いの事もあります。
そこで、そういう思考パターンを見つけて、ご自分の望む思考パターンと
置き換えましょう、と言うのが、シータヒーリングなんですね。
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