脳
脳、と一口に言っても、沢山の器官があり、一つずつ解説していくと、増えすぎるので、
ここでは先ず、全体としての、脳の働きと捉えた話をします。
脳はコンピューターの役割をしていると言えます。「思考は脳で創られる」と思っている
方がいらっしゃいますが、そうではない、と言う事です。
脳の役割は、思考の望む情報を提供したり、または、溜め込んだ経験と言う情報から、
同じ様な、似たような記憶を引き出したり、と言う役目で、要するに、皆さんが、
パソコンに求めている役割そのものだということです。
では、「思考」はどこから来るのでしょうか?
例えば、「ラーメンが食べたい」と思ったとします。
すると、脳内で、発火現象が起こり、それがシナプスを通して、伝達されて、ラーメンの
イメージが浮んだり、足が、ラーメン屋さんの方に動く、と言う流れだと思いがちなの
ですが、どうも、そうではない様なのです。
イギリスの物理学者であり、数学者でもある、ロジャー・ペンローズと言う方が、
「量子脳理論」と言う理論を展開なさっていますが、何かを「思う」から発火現象が
起こるのではなく、発火現象が起こるから、「何かを思う」と言う事ではないか、と言う
話が出てきています。
全ての細胞に、細胞の骨格の機能をするたんぱく質の微細なトンネルである、
マイクロチューブルと言う器官があります。それは、ストローの様に中空になっていて、
実は、そこは、波動を感知する器官ではないか、と考えられています。
そして、波動を感知する事で、思考が生まれるのではないか、と、最近の量子脳
物理学では考えられています。
何故、この様な理論が出てきたかと言うと、前出の発火現象が元になっています。
人が、何かを思う0.5秒前に発火現象が起こります。発火現象が起こった結果、人が
何かを思った、と言う事が、実験で確かめられています。
と言う事は、この空間に、波動としての情報が溢れていて、その時のその人の
振動数に合わせて、何か情報を感知し、感知した事により、発火し、そのことに
よって何かを思う、と言う構造になっているということなんですね。
と言う事は、ご自身の波動、振動数を上げることが、より良い情報に反応し、ますます
ご自身を高めていく情報と出会う可能性を上げていく、と言う事に他ならない、と
私は感じています。
波動を高くしましょう、と言う事はよく言われる事だと思うのですが、そうすると、
具体的にどうなるのか、と言う事が、より明確になられたので社内でしょうか。