言霊

言霊とは、日本において、言葉に宿ると信じられた霊的な力の事〈ウィキペディア〉

言霊とは上記の説明の様に、発せられた言葉のエネルギーの事です。特に日本語は、言霊のエネルギーが強く残っている言語であると言えます。

言葉にエネルギーが宿る事は古代より認識されていた事で、例えば、カバラでは、最高神を意味する4文字、VAHVについては、どの様に発音するかは、最高指導者たった一人に口伝で伝承されています。
しかも、それも、年に1回の祭事にのみ唱えられる、と言う事です。

マントラと言うものをご存知でしょうか?マントラも言葉の持つエネルギーを使ったもので、意味は解らなくとも、その言葉を唱えると、特定のエネルギーと繋がる事が出来る、と言うものです。
例えば、弥勒菩薩のマントラは「オン マイトレーヤ ソワカ」と言います。
このマントラや、日本語の様に言葉が母音で終わる言語には、言霊の力が強く
残っているのです。
そして、強弱の違いはあるにせよ、どの言語にも言霊は存在します。

言葉が口から発せられると、それは、その場の空気を振動させ、近くに居る人に、
物理的に音として聞こえます。
それだけなら、その場に居る人にだけ影響があるはずですが、決してそうでは
ありません。

例えば、池に石を投げたとします。すると、意志が着水したところを基点に波紋が
どんどん広がっていきます。
そして、池の端にたどり着くと、その振動は、土に伝わり、或いは、いくらかは、跳ね
返って、もう一度基点に向かって進んでいくでしょう。

私達が池の表面しか見ていないので、その様に見えるのですが、石の起こした
衝撃は、同じ様に水中に向かっても広がっていっている事でしょう。
そして、池の底にもその衝撃は伝わっていく事でしょう。

空中に言葉を発すると、それは、池に出来た波紋と同じ様に周りの空気中に広がって
いきます。
そして、空間を通して、全てに振動を伝えていきます。
その一部は近くに居る人の耳に届きます。でも、そこに留まらずに、空中をどんどん
伝わっていきます。
その振動は、地球に留まらず、宇宙空間にまで広がっていくことでしょう。

もし、発せられた言葉が、愛の言葉であるなら、それが伝わるところ全てに愛の
エネルギーを伝えていきます。
そして、それは、地球の、そして宇宙の愛のエネルギーを増加させる事になります。

逆の言葉を発したとしても、広額降下は同じです。

ですから、ご自身が、言葉を発する時には、細心の注意をした方が良いかも知れ
ません。

宇宙の法則は、「宇宙に贈ったものが、全て還ってくる」ですから。

ご自身が発する言葉に十分注意して、地球に、宇宙に「愛」を沢山贈りましょう!!

そうすると、宇宙の法則で、宇宙から、もっと沢山の「愛」が還って来るでしょう。